見上げると、目的地はあんなに高い所。
あそこまでどうやって行くんだ?
さぞ急な坂道があるに違いない。
チャレンジしたい!
下に自転車を置いて歩いて階段を昇るなんていやだ。
車誘導のおじさんに聞いたら車道を上っていい、て。
バスが通るから気をつけて、て。
やったーっ!
さあ、ビデオをスタンバイして、いざ出陣!
幟が風にはためいていますが、別に風はつらくありません。
でも、予想通り手ごたえのある急坂です。
第一カーブまでクリア!
おぉ!次の坂も長く急に見えます。
一瞬たじろぎます、上れるかな、て。
すれ違うおじさんたちが、「上まで上るのかな。」とか「上れないよ。」とか言っている様に聞こえます。
ここで、絶対上れる、上ってみせる、と確信に似た気持ちが湧きました。
わぁ、腰が伸びて痛くなってきました。
ずっとシッティングスタイルですから。
バスが下りてきました。
ジグザグに走れません。
頑張ってまっすぐ上ります。
また来ました。
大丈夫です、直登でも。
次のRで息を整えます。
さあ、最後の上りです。
腰が痛くなったので、スタンディングを試みます。
イケます。
でも、これも腿と腕にこたえます。
シッティングとスタンディングを交互に繰り返します。
次のRに着いて、もうひと踏ん張りかと思ったら、後ろから車誘導のおじさんが、自転車はそこのスペースに置いて、と声をかかえてくれたので、ここで終了。
やったぜ、ベービー。
上り切ってみると、私が上れたのだから大した坂じゃなかったね、という思いと、すごいよふぅちゃん、という自画自賛の思いが交錯します。
動画url=
https://video.fc2.com/content/20100221XqQM6F6h/&tk=TlRZNE5UQXlOakk9